第1回 ご飯食べた?

新琴似ナビをご覧の皆様、初めまして。カタヒラカコといいます。

私は中国と韓国に長く滞在したことがありまして、中国人や韓国人と一緒に生活したこともあり、中国、韓国の様々な習慣や文化、考え方、食べもの、着るもの、住居…などなどについて、ここでご紹介させていただこうと思っています(主に中国に長く住んでいたので、メインは中国になるかと思いますが )。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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本日、某大学に用事があって行きましたが、知り合いの中国人留学生とすれ違ったときに、彼女は私に「ご飯食べた?(吃饭了吗?)」と聞きました。   

 

コラムのタイトルでもある「ご飯食べた?」は中国でよく使われる非常にポピュラーな挨拶です。

「どうしてご飯食べたか聞くんだろう?食事に誘いたいとか?」 などと、深読みする必要はありません。

「食べたよー」「まだ」などと、適当に答えればOKです。

 

みなさんがよくご存知の「ニーハオ(你好)」は、初対面のときやたまにあったときなどには使うのですが、親しい間柄や毎日顔をあわせるような場合は、あまり使わず、この「ご飯食べた?」や、「どこに行くの?(去哪儿?)」「何してるの?(干什么?)」などと聞きます。

 

日本人は、「どこに行くの?」「何しているの?」などと突っ込んだことを出会い頭に聞かないので、え、なんでそんなプライバシーに関わること聞くんだろう…?と思うかもしれませんが、特に深い意味はないので、「ちょっとそこまで」とか、「買物」とか「本読んでる」とか答えれば大丈夫です。

 

「ご飯食べた?(パンモゴッソヨ/밥 먹었어요?)」は、韓国でも挨拶としてよく使われています。そのほか、韓国では「アンニョンハセヨ(안녕하세요)」もよく使われていて、日本のように「おはよう」「こんばんわ」「こんにちは」と一日の挨拶がいくつもあるわけではなく、一つ覚えればいいので楽ですが、最近は、朝、「チョウンアッチム(촣은 아침/いい朝ですね)」という人も増えています。これは韓国人の話によると、英語の「Good morning」を訳したものだということです。

 

最近思うのですが、挨拶って大切ですよね。先日、ちょっと気分が落ち込んでいて、下を向いて道を歩いていたら、小学校低学年くらいの女の子が、「こんにちは!!」と大きな声で挨拶してくれました。素敵な笑顔まで添えて。知らない人に挨拶するのって、小さい子でも勇気がいることですよね。心がぱあっと明るくなって、元気をもらいました。

 

中国人は知らない人には挨拶しません。「知らない人には、氷のように冷たい」と言われています。が、ちょっと顔見知りになれば、びっくりするほど親しげに声をかけてくれます。

 

今は日本にいますが、職場に来る見知らぬ中国人にも大きな声で挨拶をしています。こちらがすれば、相手も返してくれます。やっぱり挨拶っていいものです。