第4回 お箸

日本では食事のときにお箸を使いますが、中国、韓国でも箸を使います。中国のお箸はこのようになっており・・・

 

一般的に日本のお箸より長く、先が日本のお箸のように細くはありません。魚をよく食べる日本人のお箸は、骨が取りやすいよう中国のものより先が細くなっています。

 

韓国のお箸はこのようなお箸です。

 

韓国では、食事をするときは基本的にお箸とスプーンです。お箸は「(チョッカラッ)」スプーン「(スッカラッ)」はというように韓国語で呼びますが、フォークは日本と同じように外来語で「(ポク※韓国では、英語のFの発音はPになります)」と呼んでいます。スプーンと箸は伝統的に昔から使われていて、フォークはあとから入ってきたものだということがわかります。韓国の箸が金属(鉄)なのは、昔、貴族や王族が食事に毒を盛られて殺されることを恐れ、毒が入れられたらすぐに変色する銀の箸やスプーン、食器を使っていて、それが庶民に広まり、高価な銀の代わりに鉄や錫の食器が使われるようになった名残とのことです。(今の箸はほとんどがステンレス製です。)

 

中国や韓国では基本的に取り箸は使いません。自分の使用した箸でとってあげるのが、親しい関係であると考えられています。特に韓国ではその傾向が強く、お箸だけでなく、自分が飲んだグラスやお猪口でお酒を勧めることもあります。

 

中韓ともに、汁物はスプーンで食します。出張で会社の食堂に来た中国人が味噌汁を飲むのにスプーンを使っているのを目にしたこともあります。また、韓国ではスープを一人一人小分けにせず、鍋にみんなでスプーンを突っ込んで食べるので、日本人留学生の中にはこれに抵抗を感じていた人もいました。韓国ではご飯もスプーンで食べます。韓国では取り皿を使いませんので、どうしても机の上が汚れてしまいますが、そこはあまり気にしなくてもOKです。

 

同じ箸の文化の国でも、いろいろな違いがあります。日本ではしてはいけないことでも、お隣の国ではそうしたほうがいい場合もあります。旅行などで行く場合は、行く前に少し調べておいたら、より滞在を楽しめるかもしれないですね。