第19回 料理は多めでお願いします

先日、アイカタ(中国人)の友達(中国人)が数人家に遊びに来ました。

うちで夕食を食べることになっていたので、何品か料理を作っておいたのですが、友人がみな男性だったこともあり、食べ終わったとき、お皿の上には料理がほとんど残っていませんでした。でも、みんなお腹いっぱいで、もうこれ以上食べられないといっていたので、ちょうどいい量だったかなと思っていたら、友人が帰った後、アイカタに

「あれじゃ足りない。今度から、もう少し、いや、もっと多めに作って」

と、言われました。

 

日本にいるのでついつい忘れていましたが、中国ではお客様を迎えるほうは、料理もお酒も、なんでも「多め多め」に準備するのでした・・・。これは、迎える側のメンツのためですね。中国ではお客さんが来るときに、メンツがあるため、お金がなければ借金してまでたくさんのお酒や料理を準備することもあります。

日本では、出された料理を全部食べるのはいいことですが、中国では全部食べてしまうと、足りなかったという意味になり、迎える側のメンツがなくなってしまいます。料理は残ったほうがいいのです。

 

なので、普通はお呼ばれすると食べきれないとんでもないの料理がでてきます。特にレストラン等での宴会でも、大量に料理が余るため(主催者のメンツのため、大量に注文する)、それをもったいないと感じる人も増えていて、料理を箱に詰めてもらって持って帰る場合もあります。(もともと中国では、外食したときに食べ切れなかったら持って帰るという習慣があります)

 

そういうわけで、アイカタはメンツのために次回からは多めに料理を作っておいてほしい、と言うのでした。中国人男性はメンツを非常に気にします。人によっては命よりメンツ!という人もいるくらいですので…。中国人男性は、家事全般こなせる人が多いのですが、アイカタは中国人男性なのに料理ができませんので、私にお願いするしかないのでした(苦笑)