第58回 娘が来た!

しばらく更新が滞っていましたが…、実は先日、2500gの女の子を出産しました!二時間おきの授乳とおむつ替え…赤ちゃんとの忙しくも充実した生活が始まりました。

 

夫は中国人ですが、中国政府は基本的に二重国籍を認めておらず中国籍を与えないので、日本で生まれて父母のどちらかが日本人の場合、日本国籍のみの取得となります。(父と母のどちらかが韓国人やアメリカ人などの場合、二つの国籍を取ることが可能で、20歳になったらどちらかを選ぶことになるようですが、中国の場合、最初から中国籍はもらえません)たまに、日本人と結婚した中国人女性が、自分の子供が日本国籍しかもらえないとは知らなかった。今後中国へ長く帰る時はそのたびにビザを申請しないといけないのは面倒くさいと嘆いているのを聞きます。(離婚した場合、日本国籍の子供を中国人の母親が中国に連れて帰って育てる場合の手続きも面倒です)

 

中国で生まれた場合は、先に中国の役所に届け出れば中国籍をもらうことは可能で、その後、日本大使館に出生届を出せば日本国籍ももらえます。が、日本人としてパスポートを取得して日本に行き、また中国に戻りたいとなったときに、日本にある中国大使館もしくは領事館で中国のビザを申請することになるのですが、ここで日中両方の国籍を持っていることが分かると、中国籍を取り消す手続きをするよう言われます。結局、たいていの場合、どちらで生まれても二つの国籍を持つことはできないようになっています。(出国しなかったり、中国大使館や領事館での手続きの時に発見されなければ、そのまま二重国籍…ということもあるとは思いますが)

 

と、いうわけで私の娘は日本国籍のみを持っています。夫はちょっと不満そうでしたが…。

 

そして、まず、赤ちゃんへの最初の贈り物、「名前」を付けるのが大変でした。妊娠中から相談し、顔を見てから決定しようといくつか候補を挙げておくことになりました。が、日本でも中国でもおかしくない名前にしないといけないのと、両方の国にある漢字を使うこと、良い画数を考えて絞っていくと、かなり限られてしまいます。私は「咲」という字を使いたかったのですが、中国では使われていなくて却下。私の母が気に入っていた「麻衣」は中国語では「喪服」だし、「ひな」という響きが好きで、「ひなき」とか「ひなこ」とかも考えましたが、「日菜」は「おかず」の意味、「雛」だと「未熟な者」、地域によっては「売春婦」を意味したりだとか…あと、日本語で響きがよくても、中国語ではダサいと夫に言われたり、夫が発音しにくかったり。選ぶのにかなり時間がかかり、結局、出生届の提出期限ぎりぎりまで迷ってやっと決定したのでした。